論語マネジメントはなぜ難しいのか?

論語マネジメントはなぜ難しいのか?

前回は論語マネジメントを何を参考にしたかということでしたが、今回は論語マネジメントを実践している団体や企業の紹介です。

先ずは、公益財団法人モラロジー研究所および一般社団法人道経の活動をご紹介します。モラロジーに道徳と経済を一体にすることに同調した企業経営者や管理者が日々研鑽を重ねております。道徳と経済の一体を実現するために経営セミナーを行っているのです。

モラロジーの考えには三方よしという考えがあります。これは「自分よし、相手よし、、第三者よし」の三方向のステークホルダーがみんな良い状態の取引を行うことです。昨今の経営は顧客と株主の利益を優先する傾向がありますが、売り手にも買い手にも世の中にも気を配るバランスが必要だと考えています。

個々の企業でも

「日本で最も大切にしたい会社 著者坂本光司」という本があります。ここで紹介されている会社はどちらも素晴らしい会社です。

でも気になるのは、「会社は売上や利益を上げるために存在しているのではない」「効率にこだわることをせず、じわりじわりと評価を高めていった」「50年間一度もリストラせずに同業者と戦うことなく、とことん環境に配慮したこうじょうをつくり」という記述です。一部の抜粋なので偏った見方になるかもしれませんが、道徳を優先して経済を後回しにするならば、継続するためには非常に困難なかじ取りが必要になるでしょう。

もちろん、道徳と経済のバランスを取りながら経営しているのだと思います。

次回は、論語マネジメントしていく上で、困難な課題にどのように挑戦していくのかを考えていきます。