論語マネジメントをどのように考えたのか?

論語マネジメントをどのように考えたのか?

論語マネジメントのコンテンツは以前ご説明していますが、その記事を読んだある方が、「論語をマネジメントで実践していくのが難しいのです」というご意見を伺いました。

そのご意見はもっともだと思いました。私のコンテンツにおいて、論語をマネジメントに活かすために渋沢栄一氏の解説を通して紹介しておりましたが、より分かりやすくいかにして実践していくかを説明した方が良いと考えて、今度何回かに分けてご説明しようと思います。

先ずは、何を参考にして論語マネジメントを考えたかということです。

私は、私淑している二宮金次郎先生たちがどのようにして論語を自分たちの仕事に活かしていったのかを遡ればおのずと分かるはずだと考えたのです。

様々な二宮金次郎先生の本を読んでますが、分かりやすいところから紹介しますと小説二宮金次郎 著者童門冬二 です。この中で、用人の関谷に先生がお金を貸す時に人倫五常の話をします。のちの五常講に繋がっていくのですが、金の貸し借り置いても道徳が必要であることを示すのです。 

論語はマネジメント以外にも様々な話が出てきます。その中で、マネジメントに関わるような個所を丁寧に探していきました。

マネジメントは、ドラッカーが有名ですがドラッカーのカテゴリーだと伝えるのが難しいと思い、日本において管理者の基本を示した「管理者革命 著者畠山芳雄」のカテゴリーを参考にしました。畠山氏の業務と人材の維持と改革の4つのカテゴリーであれば我々がマネジメントで必要な時に思い返すことができやすいと思います。

そしてそれぞれの説明において「論語講義 著者渋沢栄一」を参考にしております。もちろん、私自身が論語について解説をするのがおこがましさがあったからです。

それとマネジメントでは営利も目的としますので、道徳と経済の両立を勧めた渋沢栄一氏が解説するのが一番ふさわしいと思ったからです。

道徳と経済の両立を勧めたのは渋沢栄一氏だけではありません。少し遡れば、石田梅岩なども参考になります。石田梅岩は、士農工商の最下層であった商人に道徳を通してプライドを持たせたのでした。

中国にも需商という儒教を商業に取り入れる考え方はあります。論語の中にに出てくる子貢は道徳と経済をの両立を行った最初の人かもしれません。中国では子貢を「貨殖列伝 著者林田慎之介」では神様として崇めているのです。

参考文献の一部だけを紹介いたしました。次回は、論語マネジメントを実践している団体や企業を紹介していきます。